社会が抱える現状

高齢化や核家族化がますます進んでいる現在、人間関係も希薄になり、近くに何でも気軽に相談できるような人も減る一方です。そして、多くの方が次のような不安やお悩みをお持ちです。
〇実家の片づけが気になる……いざ片づけをしようにも何から手を付けたらよいのか？ また、両親にはどう話したら、片づけに取り組んでくれるのか？
〇家族との写真やアルバムがあるけれども、気持ちの整理がつかず、どうしたらよいのか？
など、ここに挙げたものはいくつかの例ですが、これ以外にも不安やお悩みを多くの方がお持ちでいらっしゃいます。
そのため、気持ちが晴れず、前向きになることができない方もたくさん生まれてしまっています。

そこで是非、活用していただきたいのが、一般社団法人生前整理普及協会が認定する「生前整理アドバイザー認定講座」です。
この講座で学んだ生前整理を実践することで、お片づけのことはもちろん、お悩みや不安を整理し、ご自身の人生をより明るく、楽しく、前向きにしていくことができるようになります！

【生前整理】は終活ではなく、“生き活”です！！

講座では、生前整理を「いつどうなってもいいように……」という終活のような後ろ向きの考え方ではなく、「いつどうなるかわからないからこそ、未来に向かって自分らしく楽しく生ききる！」というすごく前向きな“生き活”の考え方でお話ししていきます。

まず最初に、「物・心・情報」の３つの整理について、お話しいたします。
１．洋服や靴といったよくある物だけでなく、写真やアルバムなどの思い出の詰まった物も含め、誰にでも簡単にできるオリジナルの片づけ方を用いて行う「物」の整理の仕方
２．大切な人へのメッセージを書いたり、やり残しリストを作成するなどして、自分の人生の棚卸しをする「心」の整理の仕方
３．交友関係のまとめ方や介護、葬儀、相続などにおいて、前もってできる手続きや準備などについて知っておく「情報」の整理の仕方
を学んでいただきます。
また、この「物・心・情報」の整理を行うとともに、過去と現在の自分も振り返っていきます。

ここまでお聞きになって、
「なんだ～終活と同じか……」
と思われた方もいらっしゃると思います。
なお、よくある終活の講座ですと、この後はだいたいこう言って終わりです。
「これですべての準備が終わりました。いつでも「死」を迎えることができますよ」
……なんか、暗い悲しい気持ちになってしまいます。
最近の終活の講座やエンディングノートを見ると、「死ぬため」だけのものになっているものがほとんどです。
「そんな終活なんて嫌だ！やりたくない！」
というお声を実際よく耳にします。

でも、生前整理はそんな終活とは違うんです！
なぜなら、生前整理は、ご自身の人生をより明るく、楽しく、前向きにするためのものだからです！

この生前整理の講座では、「物・心・情報」の整理をするとともに、これからの自分の未来を明るく楽しくするためのプランニング（予定作り）を、テキストなどを用いながらご自身で行っていただきます。
例えば、「５年後の自分は〇〇で悠々自適に暮らしている」とか、「〇〇の夢を実現している」とかなど、自分がお望みの未来を自由にプランニングしていただきます。
そして、そのプランニングを実現する方法もこの講座でお話しいたします。
これがすごく好評で、講座が終わる頃には、皆さまの表情がスッキリした笑顔になっていらっしゃいます。

生前整理という言葉から、最初は「暗い」あるいは「悲しい」といった講座のイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、実際の講座はまったくそのようなものではありません。初対面の受講者様同士もお互いのことを話すうちに打ち解け、終始明るく和やかな雰囲気で進んでいきます。

また、講座の時間は通常5時間と、他の講座に比べて長い時間の講座ではありますが、あっという間に過ぎて短く感じると皆さまおっしゃってくださいます。

この生前整理の講座を通して、「物・心・情報」の整理の仕方を学ぶとともに、ご自身の望む未来に向かって生ききることの楽しさを実感していただければと思っております。
そして、生前整理を実践することで、お片づけのことはもちろん、お悩みや不安を整理し、ご自身の人生だけでなく、ご自身の周りの大切な方の人生も、より明るく、楽しく、前向きにすることができるようになります！

年齢を問わず注目されつつある生前整理

これまでは40歳以上の方、特に女性の方の受講者様が多かったのですが、最近は仕事に生かしたいという理由で、男女問わず、20～30歳代の若い方のご受講も増えています。
実際、生前整理をするのに年齢は関係ありません。
なぜなら、生前整理は、『「生きること」を前提に自分の人生を楽しく生ききるための”生き活”』だからです！

自分自身の経験で感じたこと

私自身、父を突然の脳出血で亡くし、その前には母と兄もすでに癌で亡くしており、その度に遺品整理に向き合ってきました。母と兄の時は、生前整理のことを知らず、その時は自分なりに遺品整理をしたのですが、母や兄の望むような遺品整理をどうやって行ったらよいのか、気持ちの面からも正直かなり苦労しました。
ですが、父が亡くなる際に生前整理のことを知り、その教えをもとに遺品整理を進めるにつれて、次第に心がスッキリとし、安心感でいっぱいになりました。すべて生前整理のおかげです。母や兄の時にも生前整理のことを知っていれば、もっと納得のいく整理ができたと今でも心から思っています。

生前整理を経験して確信した私の想い

こうした経験をきっかけに、私は今、生前整理アドバイザー認定講師として、「生前整理を日本中に広め、多くの方のお役に立ちたい！」という強い思いで活動しています。
私は生前整理で、自分自身だけでなく、多くの人の生き方や生活をより良いものに変えることができると確信しています。
生前整理を知り、早いうちから実践しておくことは、自分自身のみならず、周りの大切な人が安心するためにも絶対に必要です。
是非、ご一緒に「あったかい生前整理」を始めていきましょう！